最近紫外線(UV)の話題性が高くなっているのは、私たちの身近な光環境内に紫外線(UV)が存在していて、さまざまな作用を及ぼしていることも理由の一つになっています。 例えば、昼間の太陽放射は地球に対するエネルギー供給や視作業支援の媒体として大切ですが、太陽放射中にはよく知られているように紫外線(UV))が含まれていて、日焼けや変退色などをより促進する危険性があることが議論され、話題性が高くなっています。 また、紫外線(UV)は太陽放射中にだけ存在するのではありません。昼光が入ることのない地下街やビルの中でも、新聞などが変退色することからもわかるように、一般照明に使用されている蛍光ランプやHIDランプからの光放射にもUVが含まれているのです。太陽や人工光源からの光放射中から視覚支援に必要な可視放射を取り入れようとすると、同時に環境要素として紫外線(UV)も取り入れてしますのです。 紫外線(UV)が環境要素として存在していても、害のないものならば気にする必要はありませんが、紫外線(UV)は光放射の中では光子(フォトン)のエネルギーが大きいため、環境に存在するものに対してそのエネルギーに基づく作用効果を及ぼす可能性があるのです。そのため光環境を作るにあたって、光放射中に含まれる可視放射だけでなく、紫外線(UV)についての十分な知識と認識をもっていることが必要なのです。
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