フラボノイドは、化学構造が2-phenylalanine(flavone)核を基礎とする物質の総称で、アントシアニン、オーロン、カルコン、フラボン・フラボノールなどの色素を含んでいます。このフラボノールは、次の過程で生合成されるといわれています。アミノ酸フェニールアラニンは、フェニールアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)によって桂皮酸になり、水酸基がついて4-クマール酸となります。この4-クマール酸は、CoAと結合して4-Coumaronyl-CoAとなり、さらに3-Malonyl-CoAと化合して、Chalcone,Flavaoneを経てFlavonoids(Anthocyanidin,Flavone(R=H),Fiavonol(R=OH)となります。すなわち、①L-Phenylalanine→→→4-Coumaronyl-CoA②4-Coumaronyl-CoA+3-Malonyl-CoA→Chalcone→Flavaone→Flavonoids(Anthocyanidin,Flavone(R=H),Fiavonol(R=OH)など。 フラボノイドの生合成が光放射によって誘導される系についてみてみると、次の過程が考えられます。「光放射→遺伝子転写→mRNA→酵素→色素合成」です。すなわち、紫外線(UV)や赤色光がそれぞれの光受容体によって吸収され、未解明の細胞内信号が核のDNAに作用してmRNAを生成し、これが細胞質にあるリゾホームに作用してPALやChalcone synthaseなどの酵素の合成を誘導します。
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