成層圏オゾン層が破壊されると、UV-Bが増加するといわれています。中緯度地域では、成層圏オゾン層が1%破壊されると、UV-B放射量は約2%増加すると推定されています。UV-Bの増加は、生物に障害を与え、農作物の生産量を減少させたり、生態系に撹乱を与えるのではないかと懸念されています。もし、UV-B増加により農作物の生育や収量が低下すれば、人間の生活の基盤である食糧需給に大きな影響を与えることになります。これまでに300以上の植物種・品種の生育と収量に及ぼすUV-Bの影響が調べられています。UV-B照射により植物の成長や収量が低下する(感受性)、UV-B照射により植物の西洋や収量に変化がない(耐性)、あるいはかえって成長や収量が増加する(刺激性)など植物のUV-Bに対する反応には、さまざまな反応があることが指摘されています。
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