各種光源に同じ光束を与えたときの誘虫性の比較をすると、白熱電球の誘虫性を100として、数値の高い順から、補虫用蛍光ランプ(13000)、水銀ランプ(260)、昼光色蛍光ランプ(141)、メタルハライドランプ(135)、3波長域発光形蛍光ランプ(118)、白色蛍光ランプ(113)、白熱電球(100)、高圧ナトリウムランプ(35)、純黄色蛍光ランプ(8)、低圧ナトリウムランプ(4)となります。数値の高いほうが誘虫性が高いことから、補虫用蛍光ランプの数値は13000で最も誘虫性が高いことがわかります。人間にとっては暗く見えるにもかかわらず昆虫を誘引する効果が高いのです。最も誘虫性の低い光源は低圧ナトリウムランプで、数値は4です。その次に低いのは果樹園などの吸汁夜蛾類の防除に効果の高い純黄色蛍光ランプは8になっています。これらの有色光源以外の一般光源では高圧ナトリウムランプが低い誘虫性を示しています。。昆虫の分光視感度は可視放射域にもあるため、紫外線(UV)がなくても可視放射があれば、誘虫性があることを注意しなければなりません。つまり、昆虫の視感度が高い紫外線(UV)領域をカットした一般照明であっても多かれ少なかれ昆虫が誘引されるということです。
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