国外では1980年代からUV-Bの観測が行われていましたが、国内では、1990年から東海大学湘南校舎(神奈川県平塚市)と気象庁高層気象台(つくば市)でようやく観測が開始されました。近年、北緯30度から60度に位置する地域で太陽UV-Bの増加傾向が観測されています。スイスアルプス山頂で1981年から1989年の期間に1.1±0.4%/年のUV-B増加が、カナダのトロントで1989年から1993年の5年間に300nmのUV-Bが冬季35%/年、夏季6.7/年の増加傾向として観測されました。平塚でも1990年10月から1994年4月の期間にUV-Bは年平均3%の増加傾向が抽出されました。しかし、この期間に各国で観測された増加傾向には1991年6月に噴火したフィリピンのピナツボ山の噴煙による成層圏オゾン破壊の関与が示唆されています。気象庁では、南極昭和基地、札幌、つくば、鹿児島、那覇で太陽UV-Bの連続観測を行い、オゾン層観測結果とともに太陽UV-B観測結果を速報として毎月公表し、年間結果をオゾン層観測年次報告として刊行しています。
Copyright(C) 2006-2007 UVカット紫外線ケア対策 Allrights reserved.