全太陽放射中のわずか30nm帯域のUV-Bを高い精度で測定するための努力が続けられていますが、現段階では太陽UV-B測定器の基準、校正法などは国内・外で確立されていません。そのため太陽UV-Bの測定について計測器の校正は最重要課題のひとつです。1988年に制定されたオゾン層保護法は2000年の終わりにピークを過ぎ、2030年にはオゾンホールが南極に出現していなかった1970年当時の値に復帰すると推定されています。しかし、このことは太陽UV-Bの増加傾向が2030年までは続くことを意味しているのです。また、代替フロンも含めて地球環境を悪化させる要因物質はつぎつぎと形をかえて生産されています。太陽UV-Bの地上増加が地球生態系-動植物といかにかかわるかを明らかにしていくためにも、UV-B量の連続測定とその変動解析は今後も継続されていく必要があるでしょう。
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