UV-Bは皮膚に色素に沈着をもたらすことは日焼けでみられるように極めて身近な現象です。日焼けによって沈着する色素の主成分はメラニンで表皮のメラノサイトに蓄積しています。UV-Bにより色素が沈着するメカニズムについては、メラノサイトの数が増加することや、メラニンの合成が上昇するなどの説がありますが詳しい点は不明です。UV-B増加の最も深刻な影響の一つとして白内障の発症率の上昇があります。これは疫学的な研究から予想されているもので、白内障はUV-Bの照射量の多い地域で有所見率が高いことが明らかになっています。また、日本国内においてもUV-B照射量の多い沖縄と照射量の少ない札幌を比較した研究例があります。研究例によると白内障のうち核混濁型の有所見率が沖縄のほうが高いことが示されています。
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